自分保険

 年末調整で気づいたが、保険の控除が複雑になったように思う。一般、介護など3つのカテゴリーで控除されるようになっている。子育て世代を卒業したので、扶養控除がない。そうなると、保険の控除は重要である。ソニー損保の医療保険介護保険で控除される。最大の控除額の4万円に満たないことに気づいた。一般保険だって4万円も控除額があるのに使っていない。

  そこで、養老保険を検討してみると、240万ほど払い込むと、40万円が掛け捨てとなっている。掛け捨て保険なら、医療保険で十分でないか。満期の保険額に焦点をあてて100%の戻しとなる保険が理想なのだと思って探してみると、有りました。

  明治安田生命保険の自分保険、支払い期間が5年と短期で保険期間が10年、一口5000円でお一人4口まで、途中で買い増しもできるとある。満期の10年後に103%の戻し率とある。銀行の定期預金の利率と比較しても劣っていない。

  現在の可処分所得を考慮して2口から始めることにする。還暦前に余裕があれば、残り2口の追加を検討したい。

  ここで、国の医療保険制度を再確認してみると、高額医療費が発生したら、結果的に還付される仕組みとなっている。現金を用意できたら、掛け捨て保険を複数年に渡って使う必要がないことがわかる。

  還暦前の年齢と家系的にガンになる確率が低ければ、家族葬の費用と医療費の建て替え費用があれば、十分という結論となる。

  来年の年末調整の際にまた保険の見直しをすることにする。